土本 亜祐美 | TSUCHIMOTO Ayumi
土本亜祐美は、アニメーションの概念を抽出し、生命/魂を吹き込む作品を作っている。そのアプローチとして、18世紀頃の映像装置や動く仕掛けの要素を取り入れ制作している。また、架空の民族であるアニマ族[注1]についてリサーチも行う。
架空のものや過去のことを実感することは難しいし、体験することはできない。けれど、描くことのリアルさや実態はそこにあると感じており、最近はノートに描くことから始めている。
[注1]
アニマ族とは、アーティストが作り出した想像上の民族であり、魂を宿すことのできる人々の総称である。
動きをはらむものは、エネルギーから成ると考えられており、エネルギーが生成される地域に住んでいたのではないかという説もある。
経歴
1987年
広島県呉市生まれ
2011年
広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科メディア造形分野卒業
2019年-2022年
東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association 研修生
活動歴
2023年
信濃大町アーティスト・イン・レジデンス成果発表展 /重田屋土蔵・離れ和室 (長野)
新しい空洞(うつほ)theca 2023ss展 /コ本や (東京)
「SICF24」 / スパイラル (東京)
2021年
「 RAM PRACTICE 2021 EXHIBITION」グループ展 / 東京藝術大学 元町中華街校舎 (神奈川)
2020年
「人形の夢と目覚め」個展 / 味工房「那のつ」 (埼玉)
「RAM PRACTICE 2020 - Online Screening」グループ展 / オンライン
2019年
「ことごとく未踏~俳人・髙柳克弘の世界展」参加 / 浜松文芸館 (静岡)
「黄金町バザール2019 ニューメナジェリー」グループ展 /日ノ出スタジオ (神奈川)
「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019」グループ展/ 東京藝術大学附属図書館B棟1階 (東京)
2018年
「Néo Bohème」 グループ展 / Les passeurs de ruisseaux (パリ)
2017年
「creative Shop&Gallery 北仲coop」出品 / BankART1929 (神奈川)
呉市花見橋ギャラリー美術展 / コーヒーショップ シルエット (広島)
「The Inside Part 2 」展 / ギャラリーQ (東京)
「生活と創作」個展 / 自宅 (神奈川)
2016年
「動く」展 / ギャラリーアートスープ (群馬)
Atelier d’été 2016「une question mille réponses」展 / Espace des arts sans frontières (パリ)
「Drawings ダンサーを迎えてのクロッキー会成果」展 / Launch Pad Gallery(神奈川)
「99人展( サム・ホール・コミュニケーション」 展 / ギャラリーQ (東京)
「いつも三九ART」展 / Launch Pad Gallery(神奈川)
2015年
BankART Artist in Residence OPEN STUDIO 2015 / BankART1929 (神奈川)
2014年
江古田ユニバース2014 / 江古田市場裏 (東京)
ハンマーヘッドスタジオ撤収展/ ハンマーヘッドスタジオ(神奈川)
2013年
江古田ユニバース2013 / ギャラリー古藤 (江古田)
2012年
Pepper 's Special Program “GINZA 映像祭 2012 Summer” / Pepper's Gallery (東京)
アーティスト・イン・レジデンス
2023年
信濃大町アーティスト・イン・レジデンス/大町
2019年
黄金町アーティスト・イン・レジデンス/ 横浜
2016年
夏期アートプログラムアーティストインレジデンス Atelier d’été 2016 / パリ
2015年
BankART Artist in Residence / 横浜
2012年-2014年
「ハンマーヘッドスタジオ新・港区」 / 横浜
受賞歴
2023年
やまなしメディア芸術アワード2022 入選
2016年
「 Japan Popculture Award」東海アクション賞
2014年
呉ってええじゃん!コンテスト おしいじゃん!賞
2012年
江古田ユニバース2012 武蔵野大学 学長賞(映像の部)